一つの薬が複数の病気に効くと言う説明文(2011年11月6日の日経新聞)は 正しい事実です。
漢方薬には たくさんのミネラルが含まれているからです。
ご存知のように植物は どこかに飛んでいって効き目のある物質を あさってくるのではなく
地中から必要な成分を吸い上げて成長します。
豊富なミネラルを吸い上げた植物だけが 昔から薬草と呼ばれているのです。
生息地は 岩場の土壌です。特に中国の特別な山脈の麓です。
本当は 日本にも 世界の山脈の麓には 地元の人に薬草と言われているものはたくさんあると思います。
以下は 新聞の記事です。
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漢方薬(2) 複数の病気に1つの薬で :日本経済新聞桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)などを使うのがよいでしょう。高齢者の場合、体の痛みだけでなく、他の疾患を伴う場合も多くみられます。
例えば、腰痛があり、前立腺肥大で夜間尿に悩むことはよくあります。漢方薬なら八味地黄丸(はちみじおうがん)で両方の病気に対応できます。
漢方薬が1つの薬で複数の病気に対応できるのも、様々な生薬を組み合わせているからです。八味地黄丸には文字通り、8つの生薬が入っています。
腰痛、前立腺肥大のほかにも高血圧や耳鳴りにも使われます。
西洋医学ならそれぞれの診療科で診てもらって薬をもらうことになりますが、漢方薬なら1つの薬で済みます。高齢化社会において、
薬代を抑える観点からも、漢方薬の重要性は高まると考えています。
認知症に効く漢方薬があることも紹介します。釣藤散(ちょうとうさん)は、脳の血流を改善することで動脈硬化による認知機能の低下を改善します。
また、徘徊(はいかい)や怒りっぽくなるといった、認知症が引き起こす異変に対応する漢方薬もあります。抑肝散(よくかんさん)で、
医療の現場で非常によく使われています。
(回答者=渡辺賢治・慶応義塾大学漢方医学センター診療部長)